近年、CPU、メモリ、ハードディスクなどの性能が飛躍的な向上、OSやアプリケーションの高性能化に伴う大容量化、画像・動画といった大容量データを取り扱う機会の拡大等により、パソコンとハードディスクとの間でやり取りされるデータ量はどんどん増加しています。
システム全体のパフォーマンスにはコンピュータとハードディスク間のデータ転送速度が重要な要素になっています。そこで登場したのがUltra ATA/133です。
一般的に普及しているE-IDEハードディスクのインターフェースであるUltra ATA/66やUltra ATA/100と互換性を保ち、コネクタ形状やケーブルもそのまま使用して、転送速度をUltra
ATA/66の2倍・Ultra ATA/100の1.3倍の133MB/s(理論値)に向上する規格です。
ハードディスクを133MB/sの転送速度で使用するにはドライブ及びマザーボードがUltra ATA/133規格に対応している必要があります。また、マザーボードが対応していない場合には対応するインターフェースボードを追加することで対応できます。
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