データ復旧お役立ちコラム

情報漏えいにつながることも。
HDD(ハードディスク)を確実にデータ消去する3つの方法

HDDトラブル・基礎知識
更新:2025.02.28
情報漏えいにつながることも。<br>HDD(ハードディスク)を確実にデータ消去する3つの方法

ビジネスやプライベートを問わず、多くの方が使用しているパソコン。
故障や新機種への買い替えなどのために使用していたパソコンを廃棄する場合、機密保持や個人情報保護の観点から、保存データの確実な消去が求められます。

この記事では、HDD(ハードディスク)のデータを消去する必要性やその方法、データを確実に消去する際に役立つ「データ消去サービス」についてご紹介します。

目次– 読みたい項目からご覧いただけます。

1 ストレージのデータを完全に消去する重要性

パソコンには、個人情報や機密性の高い業務上の情報など、重要なデータがたくさん保存されています。
パソコンを廃棄したり、誰かに譲渡したりする際は、それらのデータを完全に消去しておくことが重要です。
データ消去が不完全なまま処分すると、個人情報や企業機密の流出につながったり、第三者にデータを悪用されたりする恐れがあります。

具体的に、情報漏えいにつながる恐れがあるデータとしては、次のようなものが挙げられます。

【個人のパソコンに保存されている個人情報】
指名、メールアドレス、住所、電話番号、webサイトのID・パスワード、クレジットカード番号、メールの内容、保存していた写真・動画 など

【企業のパソコンに保存されている個人情報】
従業員の個人情報や勤務情報、顧客情報、商品(サービス)の詳細、財務情報など

2 データ流出の恐れがあるデータ消去方法の例

パソコンのデータの削除と聞くと、「ごみ箱」フォルダに移したデータを消したり、パソコンを初期化(フォーマット)したりする操作を思い浮かべるかもしれません。

いずれの方法も、画面上ではデータが消えたように見えているものの、実際には完全に削除されたわけではありません。復元ソフトを使ったり、専門業者へ依頼したりすれば、データを読み取れる可能性があります。

情報漏えいを防ぐためには、データの復元や閲覧が二度とできない状態にする「完全消去」を行うことが必要です。

3 HDDのデータを完全消去する3つの方法

パソコン内部のデータを、二度と復元できない完全消去の状態にするには、どのような方法があるのでしょうか。
HDDに保存したデータの完全消去を行う主な方法としては、以下の3つが考えられます。

3-1 ソフトを使用する方法

データの完全消去は、データ消去専用のソフトを使用して行えます。無料で利用できるフリーソフトや、有料ソフトなどさまざまな種類が出回っており、個人でも利用可能です。

専用ソフトによるデータの完全消去は、HDDに無意味なデータを上書きし、既存のデータを完全に読み取れない状態にするという仕組みで行われます。
上書きするデータのパターンや上書きの回数などによりさまざまな種類があります。

ソフトを使用する方法のメリットは、HDDを壊さずにデータの完全消去が行える点です。
ただし、消去の処理に長い時間がかかり、HDDが故障している場合はデータ消去そのものが行えません。

ソフトの性能次第では、データ復旧の専門業者が復元できる可能性がある点にも注意が必要です。

3-2 磁気で消去する方法

HDDは、磁気を利用してディスクにデータを保存しています。そのため、専用の装置で強力な磁気を当てることで、データを完全に消去できます。

磁気によるデータ消去は、ソフトを使う方法よりも時間がかからず、HDDが壊れていてもデータを確実に消去できる点がメリットです。磁気を当てたHDDは再利用もできません。

HDDを破壊できるほどの強い磁気を発生する装置は一般家庭には存在しないので、通常は専門業者に依頼して行います。

ただし、業者の機器が古い場合などには、HDDのデータが破壊しきれない恐れもあります。
また、この方法でデータを消去できるのは、データの記録方式に磁気を利用しているHDDなどに限られる点に注意してください。SSDのデータは、この方法では消去できません。

3-3 物理的に破壊する方法

専門機器で穴を空ける、押しつぶすなど、HDDを物理的に破壊することでデータを使用できなくする方法もあります。厳密にはデータを消去するわけではないものの、ディスクを破壊するためデータは二度と読み出せません。

この方法の注意点は、データを記憶している部品(プラッター)を破壊しなければ効果がないことです。中途半端に破壊しただけでは、データの読み出しが行えてしまう可能性があります。

また、ハンマーなどでHDDを叩くと、破片が飛び散ってケガをする恐れもあり危険です。確実にプラッターを破壊したい場合は、個人で行うのは避けた方が良いでしょう。

4 データの完全消去にはデータ消去サービスの活用がおすすめ

HDDを物理的に破壊する方法では、データ記憶部分を完全に破壊できない恐れがあります。
ソフトを使用する方法も、復元される可能性があり処理そのものに長い時間がかかるなど、個人でHDDのデータを完全に消去するのは簡単ではありません。

使用しなくなったパソコンを廃棄する際は、データ消去サービスを活用する方法がおすすめです。データ消去サービスとは、使わなくなったストレージ内のデータを、専用の機器で確実に消去するサービスのことです。

ロジテックのデータ復旧技術センターでは、ソフトウェア消去・磁気による破壊・物理的な破壊という、3つのデータ消去方法に対応しています。
HDDを再利用したい、故障している、本当に完全消去が行われているか確認したいなど、幅広い要望に対応可能です。

総務省の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が提唱する復元困難なデータ消去を実現し、サービス完了時には「データ消去作業完了証明書」も発行して確実性を担保しています。

確実に廃棄したいパソコンやHDDがある場合は、ぜひ一度ご検討下さい。

5 データを消去したHDDやパソコンの廃棄方法は?

データの完全消去を行ったHDDやパソコンは、適切に処分することも重要です。
パソコンから取り出したHDDであれば、自治体のごみ回収に出すことができます。具体的な廃棄方法は自治体によって異なるので、詳細は自治体のホームページなどでご確認ください。
法人の場合は、産業廃棄物扱いになることが一般的です。

PCリサイクルマークがついているパソコン内蔵のHDDであれば、メーカーに回収を依頼することもできます。

その他、知人に譲り渡す、ショップに持ち込むなど、適切な方法で処分することを心がけましょう。
具体的なパソコンの廃棄方法は、以下の記事も併せてご確認ください。

⇒HDDの正しい廃棄方法。確実なデータ消去で安全に廃棄しよう

6 ストレージのデータは廃棄前にデータ消去サービスで完全に消去しよう

個人情報や機密情報が多く保存されているパソコンのHDDを廃棄する場合は、データの確実な消去が重要です。
個人でできる範囲でデータを完全に消去することは難しいため、データ消去サービスを行っている専門業者に頼む方法が最も確実といえます。

ただし、業者によってデータ消去の方法はさまざまです。利用する際は、データの確実な消去を証明してもらえる、信頼性の高い業者に依頼することが大切です。

大切なデータ資産の流出を防ぎます!
Logitecデータ消去サービス
情報の漏洩事故を防止するために、記録メディア上のデータを完全消去し復元できない状態にするサービスです。
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