相談内容
内部通報により、 A社の海外子会社の社長が、特定の取引先との取引を利用した横領を行っていると通報があった。一方で社長は適正価格での取引だったと主張しており、背景事実について調査が必要となった。
調査方法
社長のメールとPCを保全したうえで、
- 削除ファイルの復元
- 削除メールの復元
について調査を実施
フォレンジック調査で明らかにしたい内容01
- 社内での他の関与者
- A社と取引先との関係
【取引先とのやり取りに関する痕跡】
フォレンジック調査で明らかにしたい内容02
- 取引先C社からの見積内容や支払い内容
【支払い根拠となる見積もりや請求書等の資料の痕跡】
調査結果
- 社長のPCから架空の請求書（PDFファイル）が、また経理担当者のPCからは横領に関わる役員との打合せのメモ（テキストファイル）が復元された。
- メールの調査では削除メールから添付ファイル（請求書PDF）を復元でき、また送信先アドレスから共謀者の特定ができた。
事件の顛末
横領の実態を解明することができ、役員への責任追及の手続きが円滑に進んだ。
情報漏洩、不正アクセス、社内不正
などの原因を究明します！
などの原因を究明します！
デジタルフォレンジックサービス
- こんな課題がある方はお気軽にご相談ください
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- 従業員が顧客情報を持ち出して悪用していた
- サイバー攻撃の影響でPCのデータが改ざんされた
- 社内のメールやチャットツールでハラスメントが行われていた
