相談内容
内部通報により、A社のB課長がC社との取引において、キックバックを受け取っていると通報があった。
B課長は、取引先C社のD部長と共謀し、C社に対して契約を優先的に回すことを約束していた。
そのうえで、C社からA社に対して通常の相場を超える価格で請求を行い、その一部をB課長にキックバックとして支払った。
B課長は、見積書や請求書を偽造し、不正な取引を隠すために会社に報告していた。通報内容の裏付けのためにフォレンジック調査を行うことになった。
調査方法
社長のメールとPCを保全したうえで、
- メールの解析/復元
を行い、調査を実施
フォレンジック調査で明らかにしたい内容
- 社内での他の関与者
- A社と取引先C社との関係
【 C社とのやり取りに関する痕跡】
相関関係の解析
誰と誰の間に、相関関係があるか?メールのやりとりが多い人物は誰か?といった観点からの把握が出来ます。
調査結果
メール内容の調査
キックバック事実の解明のため、B課長の過去3年分の全メールについて調査を実施。キーワードやアドレス等の検索を活用し、C社との共謀内容の条件を確認することが出来た。
Slackの調査
メールと同様にSlack内容についても調査。社内コミュニケーション内容についても確認された。
情報漏洩、不正アクセス、社内不正
などの原因を究明します!
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フォレンジックサービス
- こんな課題がある方はお気軽にご相談ください
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- 従業員が顧客情報を持ち出して悪用していた
- サイバー攻撃の影響でPCのデータが改ざんされた
- 社内のメールやチャットツールでハラスメントが行われていた