新井洋臣様
新井洋臣氏にロジテックのデータ復旧サービスを活用した理由と経緯について詳しく聞きました。
復旧開始~復旧終了(発送) 2012/05/15 ~ 05/16
新井洋臣様(47歳)は埼玉県にお住まい。地元で三代続く歯科医院の院長です。ご家族は奥様と三人のお子様。
趣味ゴルフ。パソコンも「けっこう好きで雑誌など読んだりします」とのことです。
個人用パソコンの外付けハードディスクが認識不能に
今回、ロジテックにデータ復旧を依頼したのは、自分の個人用パソコンの外付けハードディスクです。中にはロータリークラブなど地元の付き合いで使う連絡文書の雛形(Wordファイル)や、好きなテレビ番組の録画データや、子供のiPodデータ1000曲分などが入っていました。
ノートパソコンは10年前から使っています。ある時、雑誌で、データは外付けハードディスクに保存する方が、パソコン本体の動作が速くなる(軽くなる)と書いてあったので、そうするようになりました。
ところがこの外付けハードディスクの動作が、一ヶ月前、2012年4月頃から、少しずつ動作が不安定になってきました。USBケーブルで接続しているのに、時折、ピコンと音がして、接続が外れてしまいます。具体的にはMyComputerでそのハードディスクが表示されなくなる状態です。いま思えばそのノートパソコンは家の中で頻繁に持ち運んでおり、ケーブル接続部分も抜き差しを頻繁に行っていたので、そのせいで一部断線あるいは接触不良が生じたのかもしれません。
最初は、接続したりしなかったりだったので、何とかデータも読み込めるし「大丈夫だ」とタカをくくっていましたが、そのうち、まったく認識されない状態になってしまい、さすがに慌てました。
ロジテックのサポートセンターに電話した。しかし…
私は、パソコンのこと細かい設定も嫌いな方ではないので、まずは自力で何とかしようと、雑誌やネットで情報を収集して色々と試みました。しかし、上手く行きません。数日間、努力しましたが結局、「自力での復旧は無理そうだ」という結論に到りました。
それも一瞬は考えました。しかしロータリークラブの案内文書のWord雛形などは、できれば捨てたくなかった。文書を書くというのはなかなか面倒な作業ですが、雛形があれば作業負担は随分減るからです。また、三人の子供のiPodの音楽データ1000曲分も、親としては何とか復旧してあげたいところでした。費用との兼ね合いはありますが、何とかデータは復旧したいと思いました。
認識できなくなったハードディスクは、ロジテック製品だったので、まずロジテックのサポートセンターに電話連絡しました。回答は、「ハードディスク自体の修理は本体交換という形で可能です。ただし、その場合、内部のデータはまっさらに消去してしまうことになるのですが…」というものでした。中身のデータが取り戻せないのでは意味がないので、何とか方法はありませんかと質問したところ、「専門部隊でデータ復旧サービスを提供しています」と案内があったので、さっそく電話をしてみました。
電話には技術者の方が出て、丁寧に対応してくださいました。「詳しいことはハードディスクの現物を調査しないと明言できませんが、現状維持でお申込みいただければ復旧の可能性は高いと思います」とのことで、それから費用の概算説明がありました。しかし、すみません、正直なところでいえば、費用を聞いて直感的に「高いな」と感じてしまい、いったんはそこで電話を終えました。
パソコン量販店のデータ修復サービスを利用することも考えたが…
まずはネットで、「データ復旧」などのキーワードで検索し、各業者を比較しました。数にして10社のホームページを丹念に見比べた結果、分かったのは、当たり前といえば当たり前のことで、業者により値段やサービス内容はマチマチで決定的なものはありませんでした。
復旧作業自身も100%の保証がないのはどの業者でも同じかとは思いますが、インターネット上の情報も無数にあり、どの情報がよいのかなかなか判断ができません。目的は「消失データを復旧させること」とはっきりしています。たとえ個人のデータとはいえ、情報の取り扱いには神経をつかいますし、情報の精査がほんとうに難しい世の中です。
Web検索以外にも、パソコン量販店が店頭対応でデータ復旧サービスを提供しているというので、そちらにも問いあわせてみました。しかし、やはり「やるだけはやってみます(しかし保証はありません。上手く行かない可能性も大いにありますが、その時は免責願います)」ということでした。
ロジテックにデータ復旧を依頼した理由
最終的には、「確実に復旧したいのなら、技術を確かに持ったメーカーに依頼するのが一番よい」という結論に達しました。そして、改めてロジテックに連絡し、壊れたハードディスクを送付して、調査と見積を依頼した次第です。
1週間ほど経過した後に、ロジテックからは見積書と共に「復旧可能なファイルの一覧表」が送付されてきました。その一覧表は、ファイル名だけでなくファイルサイズも明記した詳細な内容でした。すでに認識できなくなっているディスク内容を解読して、ファイル名とファイルサイズまで明らかにしているわけですから、技術は確かそうです。また技術者の発言も「リストにあるものは直せます」という静かな自信に満ちた対応でした。
さらに、技術者の説明からは、「いま壊れているのはロジテック製のハードディスクだ。自社の製品だから何とかしたい、責任を持って直したい」という真剣な思いが感じられました。それまで問いあわせた中では、スタッフが事務的な対応をするだけの業者も多かったので、ロジテックの技術者の誠実な対応に好感を持ちました。
以上、ここなら大丈夫だと確信を持てたので、ロジテックにデータ復旧を依頼しました。そして2日後、一覧表に記載されていたデータはすべて元通りになって戻ってきました。ロータリークラブの連絡書類、番組録画のデータ、子供のiPodデータ1000曲分など全て無事でした。ロジテックの技術者の皆さんには、今回、確実な、データ修復をしていただいたことを感謝いたします。