銀ビルストアー
兵庫県姫路市のスーパーマーケット、銀ビルストアー 赤木義光氏にロジテックのデータ復旧サービスを活用した理由と経緯について詳しく聞きました。
復旧開始~復旧終了(発送) 2013/6/25 ~ 6/27
兵庫県姫路市を中心に15店舗を展開するスーパーマーケット。
設立昭和31年。従業員数780名(パート含む)
業務用データの復旧を依頼
今回、ロジテックには、私が総務部・経理部として通常業務で使用しているデスクトップパソコン(HP)の、内蔵ハードディスクのデータ復旧を依頼しました。
データの内訳は、決算資料など経理データ、防災管理データ、情報システム資産管理データ、各種書類のひな形などです(経理ソフトのシステムデータは含まれていません)。
使っていたパソコンは、5年前に地元のシステム会社を通じて購入したものです。以来、酷使した覚えもないのですが、5年も使い続けて、ついに寿命がきたのか、ある日、電源を入れても、起動しなくなりました。
画面は、Windows XPのロゴが出るまでは到達するものの、そこからは先が続かず、結局は停止(ハングアップ)します。その止まり方は、それが決して一時的な不良ではなく、たぶんOSが根本から壊れているんだろうなと思わせる、イヤな止まり方でした。
バックアップを取ってはいたものの頻度は不定期で、そのときはちょうど運悪く前回のバックアップから、相当の日が空いた頃でした。
大事な仕事のデータはもう読めなくなった可能性が高い。サーッと血の引く思いでした。
ロジテックに依頼した経緯
まずはそのパソコンを購入したシステム会社に連絡し、来てもらいました。
パソコンから内蔵ハードディスクを取り外し、別のパソコンに接続して電源を入れてみました。そうすれば一時的にせよディスクが認識可能になれば、データだけは救い出せるかもしれないと考えたからです。しかし駄目でした。
システム会社の人からは、「こういう時にデータを復旧してくれるサービスがあります。ロジテックが良いと思います」と情報提供がありました。
ロジテックならパソコン周辺機器メーカーとしてよく知っていいます。信頼できそうに思えました。まず電話をしてみたところ、「とりあえず壊れたディスクを送付してください。無料で調査の上、復旧費用を見積もります」という旨の回答がありました。無料なら良心的だなと思い、ディスクを送付したところ、何日かして復旧可能なデータのリストと見積もりが郵送されてきました。
「いったんはデータ復旧を見送ろうかとも考えましたが…」
見積もりの金額を見て、しばらくは考え込んでしまいました。高度技術サービスなので、それなりに費用がかかることは知っていましたが、いざ目の当たりにすると、やはり躊躇する金額だったのです。
銀ビルストアーは、スーパーマーケットという、生活必需品を廉価で販売する「薄利多売」の業態なので、コスト削減には常に取り組んでいます。エレベーターの横には「一回使えば15円かかります。健康のためにも階段を使いましょう」と張り紙がしてあるほどです。
このデータは本当に復旧しなければいけないのか、思い切ってあきらめたとしても問題ないのではないか、さまざま思案しましたが、やはり、決算データや各種ひながた書類などは、仕事の中で中心的に活用するデータであり、そのまま消し去ることはついに決心できませんでした。
こうして検討を重ねた結果、意を決してデータ復旧を依頼することにしました。
今回のデータ消失事故を通じて分かったこと
その後、ロジテックに正式に発注。以降は、ロジテックの方で万事リードしてくださり、データは3日後に、復旧されて無事もどってきました。技術者の方からは、「今回は、運悪くOSが格納されていたディスク領域が破損したため、OSが起動しなくなった。一方、データ領域には破損が及んでいなかったので、復旧はスムーズに進んだ」と説明がありました。この他、ロジテックのみなさんには終始、親切丁寧に対応していただき、感謝しております。
今回のデータ復旧を通じて分かったことは、「これだったらあきらめてもいいかも」と思えるような重要度『中』のデータでも、いざ消えたとなると、やはりあきらめることはできない。結局はデータ復旧を選ぶことになる」ということでした。
このような事故は二度と繰り返してはならないので、今後はバックアップをこまめに取ろうと思います。
ロジテックのみなさん、このたびはお世話になりました。これからも高品質のデータ復旧サービスを提供し続けてください。応援しております。