製品を長く安全に使用していただくために!!
ロジテックからのお願い
ここではパソコンの周辺機器を安全に使用するために重要なポイントをまとめてみました。ご一読の後で、ぜひパソコンの使用環境をチェックしてみてください。思わぬ問題が見つかるかもしれませんよ。
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■タコ足配線はやめましょう
パソコン本体や周辺機器は、みんな電気で動くもの。だからパソコン本体の近くのコンセントは、テーブルタップや二股/三股コンセントでタコ足配線になりがちです。
でも、いきすぎたタコ足配線は火災の原因となります。また、パソコン本体やCRTモニタのように消費電力の大きな機器は、なるべくテーブルタップなどを使用しないでコンセントに直接接続しましょう。
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■電源コードは伸ばして使いましょう
パソコンの後ろはいろいろなケーブルでスパゲティ状態になりがちです。だからきれいにまとめたい。それはいいのですが、電源コードだけは例外です。電源コードを束ねた状態で使用すると、熱を持って火災の原因になる場合があります。電源コードは必ず伸ばした状態で使用してください。
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■通風孔はふさがないで
周辺機器の側面、背面などにはいろいろな形の穴があいています。これは飾り? いえいえ、そうではありません。これは周辺機器の内部で発生した熱を逃がすために、外気の取り込み/吐き出しを行う穴(通風孔)なのです。
周辺機器をぴったり重ねて設置したり、ブックエンド代わりにして通風孔をふさぐと、内部に熱がこもって故障の原因となります。
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■高温多湿は避けましょう
周辺機器はとても暑がり。だから直射日光があたる場所や、ストーブの近くなどでの使用/保管は禁物です。それに加湿器のそばや、水を使用する多湿な場所も避けたほうがいいですね。
逆に冬場の寒い時期は結露に気をつけてください。寒いところから暖かいところに機器を移動すると、機器の内部で結露が発生して、ショートや誤動作の原因となります。こんなときは機器が室温と同じくらいに温まるまで待ってから使用しましょう。
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■衝撃、振動は故障のもと
精密機器に衝撃や振動は禁物。それはわかっていても、知らず知らずのうちに機器を危険にさらしていませんか?
例えばタテ置き用スタンドが付属しているのに、これを使用しないでタテに設置すること。何かの拍子に倒れたら、機器が壊れてデータが失われるかもしれません。
その他にも、上から何かが落ちてくる危険性がある場所に設置したり、今にも崩れそうな状態に機器を積み上げるのはやめましょう。
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■禁煙にご協力ください
やっと仕事が終わった。さてと一服・・・なんて、パソコンや周辺機器のそばでたばこを吸っていませんか?
タバコの煙は通風孔から機器に入り込んで、内部をヤニでベタベタにします。特にMO、CD-R/RWのように光学技術を使用した機器の場合はたいへん。レンズにヤニがついたら致命的です。
愛煙家の方には申し訳ありませんが、タバコは別室でお願いします。
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■ラベルやシールは専用のものを
MOメディアも数が増えると、いろいろ分類、整理したくなりますね。専用のラベルなどを貼って整理するのはいいのですが、えーい面倒くさいとばかりに付箋紙などを貼るのはやめてください。貼り付けたままドライブにセットすると、内部ではがれて故障の原因となります。
もっと深刻なのはCD-R/RWメディア。付箋紙などを貼ると、はがす時に塗装部分がはがれてデータが読み込めなくなってしまいます。
また、DVD-R/RWメディアのようにラベルの貼付を一切禁止しているものもありますから、メディアパッケージなどに記載された注意事項は必ずお読みください。
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■メディアセット時には確認を
フロッピーディスクはFDドライブへ、MOメディアはMOドライブへ。わかっていることでも、ついうっかりミスはありがちなもの。メディアをドライブにセットするときは、しっかり目で見て、正しいドライブであることを確認してください。また、メディアが入りにくいときは無理に挿入しないで、もう一度確認してください。
フロッピーディスクをMOドライブにセットすると・・・、取れなくなって修理が必要になります。
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■飲み物に注意してください
プリントアウトやダウンロードの間にコーヒーブレイク。飲み残しのカップを機器の上や近くに置くことはありませんか? 何かの拍子にカップが倒れたら、たいへん。機器の中に飲み物が入り、ショートして火災の原因ともなりかねません。
また飲み物がフロッピーディスクやMOメディアなどにかかると、読み取れなくなってデータが失われる危険性があります。
コーヒーブレイクは、なるべくパソコンから離れてお願いします。
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■ホコリは大敵
ちょっとホコリがたまっても、まっ、いいかと思いがちですね。年末の大掃除でいいなんて思わないて、週1回はモニタ画面、パソコンの上、周辺機器の回りと掃除してみてください。意外にホコリがたまっていますよ。そのホコリを冷却ファンが吸って機器の中がホコリだらけなんて事もなりかねません。特にMO、CD-R/RWなど光学技術を使用した機器では、ホコリがあるとデータの読み書きに影響がでます。
それから、コンセントの回りは要注意。接点にホコリがたまるとショートして火災につながる危険性もあります。
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■異音、異臭が発生したら
電源をONにしたときや、記憶装置をアクセスしたときに普段と異なる音がしたら黄色信号。また煙が出たり、何かが焦げたようなにおいがしたら赤信号。
ただちに使用を中止して、電源コードをコンセントから抜いてください。早急に購入された販売店へご相談いただくか、弊社テクニカルサポートへご相談ください。
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■分解/改造はしないでください
機器のカバーを取り外して、内部を分解/改造することは危険ですので絶対に行わないでください。例えば内部のコネクタの接続方法を間違えたり、ネジなどが混入しただけで火災や感電の原因となります。
お客様の分解/改造が原因である故障は、たとえ保障期間中であっても、すべて有償修理となりますのでご注意ください。
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