ヒューマンエラーやウイルス対策とは違い、使用環境・時間に依存するハードウェアの故障。故障予測も難しく、未然に防止することも困難です。

傾向として長時間稼働により起こるハードディスクの摩耗・劣化・不良セクタなどがトリガーで起きていることも少なくありません。
※ロジテック・データ復旧技術センター調べ

ハードディスクなどのハードウェアは、1年目の初期故障の危険を超えると、その故障率は3年目以降急激に上昇していきます。

ロジテックのデータ復旧現場においても、3年～5年の各メーカーのモデルで障害が発生し、復旧依頼や相談を多く受けています。
※ロジテック・データ復旧技術センター調べ

HDDは通電中は毎分数千回転で動く超精密機器で、摩耗・劣化するため故障しやすい消耗品です。

例えばHDD4本構成の場合、「よーい、ドン!」で稼働し始めているため、万が一1本のHDDが故障した場合、他のHDD3本も障害が起きる危険があります。そうなる前のリプレースなどの予防措置が必要です。

大容量かつ複数HDDを搭載するNASのデータ復旧費用は数十万～数百万円になることもあります。

ハードディスクを何枚も搭載しているのでデータ復旧コストも膨らみます。故障時の業務停止時間やハードディスクのデータ復旧が出来なかった時のデータ再作成コストのことを考えると、定期的にNASをリプレースするほうが賢い！