■ 周辺機器を異なる環境で使いたいが…
パソコンと周辺機器を接続するためには、データをやりとりするためのインターフェースが必要です。SCSI、USB、IEEE1394といった言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、これらはすべてパソコンと周辺機器の仲を取り持つインターフェース。SCSIは安定性と高速性、USBは接続の手軽さ、IEEE1394は手軽さと高速性を備えるなど、各インターフェースはそれぞれに特長を備えています。
さて、パソコンと周辺機器を接続する場合は、両者が同じインターフェースに対応していなければなりません。SCSI対応のCD-R/RWユニットをそのままパソコンのUSBポートに接続することはできませんし、その逆もまた不可能です。
とはいえ、時には異なるインターフェースの機器同士を接続したい場合も出てきます。例えばデスクトップパソコンにSCSI対応のCD-R/RWユニットを接続しているユーザーが、ノートパソコンを新しく購入したとします。CD-R/RWユニットをこのノートパソコンに接続するためには、SCSIカードやUSB-SCSI変換ケーブルなどが別途必要。導入コストも必然的に高くなってしまいます。
もしこのCD-R/RWユニットをそのままノートパソコンに接続できたら…。そんな風に考えたくなるのも無理はありません。
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