ロジテック株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:葉田順治)は、家庭用AV機器やゲーム機から出力される各種ビデオ信号を、アナログRGB信号に変換するコンポーネント-RGBコンバータ「LDC-RGB2」を発売します。
地上/BS/110度CSデジタルハイビジョンチューナーやHDVビデオカメラ、家庭用ゲーム機などが出力するハイビジョン画像や、DVDプレーヤーをはじめとする家庭用AV機器の画像を、パソコン用モニタで高解像度表示することができます。パソコン用モニタはCRTモニタだけではなく、液晶モニタやDLP方式プロジェクタのような固定画素のモニタにも対応しています。
コンポーネントビデオ信号入力3系統、コンポジットビデオ信号/Sビデオ信号入力1系統、およびアナログRGB信号入力1系統を切り換えて表示できますから、パソコン用モニタの前を動かずに、ハイビジョンチューナーからの映像や、家庭用ゲーム機のゲームを楽しむことができます。また、5系統のオーディオ入力も搭載し、ビデオ信号に連動して切り換えることが可能です。
■製品カテゴリ
| コンポーネント-RGBコンバータ
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■製品型番
| LDC-RGB2
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■標準価格
| \52,400(税別:発売時)
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■JANコード
| 4992072940116
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■シリーズ名
| Dialive
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■発売時期
| 平成17年8月下旬(予定)
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ハイビジョン映像をパソコン用モニタで鮮明に表示:
多くの場合、パソコン用モニタはハイビジョン対応テレビよりも高解像度ですから、LDC-RGB2を使用することによって、ハイビジョンチューナーからの映像をパソコン用モニタで非常に鮮明に表示することができます。
また、ゲーム機などでもD4出力をサポートしたゲームタイトルであれば、細部までくっきりと映し出すことが可能です。(D4出力をサポートしていないゲームタイトルでも、コンポジットビデオ信号入力でアップコンバート表示することが可能です。)
合計5系統のビデオ信号入力を自由に切り換え可能:
コンポーネントビデオ信号入力3系統、コンポジットビデオ信号/Sビデオ信号入力1系統、およびアナログRGB信号入力1系統を切り換えて表示できます。様々なAV機器、ゲーム機などをお持ちの方でも、1台のパソコン用モニタで表示することができます。もちろんパソコンも同時に接続して、切り換えて使用することが可能です。
D4フルサポートのコンポーネントビデオ信号入力:
コンポーネントビデオ信号は「480i」「480p」「1080i」「720p」の4種類のフォーマットをサポートしています。入力信号のフォーマットが切り替わっても、自動追従して表示することができます。
スケーラー(解像度変換)機能を内蔵:
スケーラー(解像度変換)機能を内蔵していますので、非常に幅広いビデオ信号に対応することができます。コンポーネントビデオ信号の他に、コンポジットビデオ信号、Sビデオ信号が表示可能です。
また、スケーラー機能は出力解像度の設定にも使用され、XGA(1024ドット×768ライン)、WXGA(1280ドット×768ライン)、SXGA(1280ドット×1024ライン)の各モードで映像を表示することができます。これによって、液晶モニタやDLP方式のプロジェクタなど、固定画素タイプのモニタ/プロジェクタを使用できます。
トランスコーダー(色空間変換)機能も内蔵:
スケーラー(解像度変換)機能とは別に、従来機種LDC-RGB1準拠のトランスコーダー機能も内蔵していますので、CRTモニタなどマルチスキャン機能を搭載するモニタでは、解像度変換を伴わない色空間変換も可能です。さらに、入力信号のフォーマットごとにトランスコーダーとスケーラーを切り換えて設定することが可能な「カスタムモード」を備えており、接続されたモニタに最適な動作モードを選択することができます。
トランスコーダーの心臓部にあたるコンポーネント(Y/Pb/Pr)ビデオ信号からRGB信号への変換回路には、従来機種LDC-RGB1と同じくハイビジョンの帯域幅に対応した専用LSIを採用していますので、ハイビジョン放送をはじめとする高精細映像の魅力をあますところなく引き出します。
また、ビデオ信号の切り換えや出力段のドライブには、高帯域ビデオスイッチと高性能ビデオアンプを採用していますので、ビデオ信号切り換え器としても優れた性能を備えています。
ステレオ・オーディオ入出力機能を搭載:
ステレオ・オーディオ入出力機能を搭載し、各ビデオ入力信号と連動して5系統の入力を切り換えることができます。
オーディオ出力は、RCAピンコネクタの他にステレオミニジャックも装備していますので、ヘッドフォンで楽しむこともできます。(ヘッドフォン出力は、フロントパネルのセレクトボタン/ダイアルで音量調整が可能です。)
簡単でわかりやすい操作:
フロントパネルに「セレクトボタン/ダイアル」を装備し、ダイアルとボタンの操作により入力の切り換えや、各種設定/調整を行います。モニタ上に操作画面が表示されるため、様々な操作をわかりやすく行うことができます。
入力切り換え回路には「メモリ機能」を搭載しています。電源ON時には、前回電源をOFFした時点で選択されていた入力が自動的に選択されます。
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