マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、以下マイクロソフト)とロジテック株式会社(本社:東京都千代田区 、以下ロジテック)は中堅中小規模企業、SOHO における IT システムの効率的な運用を支援するため、ストレージソリューション提供の分野で協業することを発表します。協業において、マイクロソフトはWindows Server ベースのNASシステム開発のための技術支援をし、ロジテックはNetwork Attached Storage(NAS) 専用オペレーティングシステム、Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2 (以下WSS 2003 R2)に最適化された製品を開発します。第1弾としてロジテックは、WSS 2003 R2を搭載した「竹(LSV-5Sシリーズ)」を6月15日に発売します。また本製品シリーズをベースに、マイクロソフトと中堅中小規模企業、SOHO マーケットにおけるマーケティング活動で協業していきます。
企業内の複雑化する情報システムや膨大なデータ量に対し、ファイル サーバーとしての活用に見られるように、NAS 製品は企業内のデータ統合の手段として、また、より高速で大容量なバックアップ装置として、広く導入が進んでいます。 中堅中小規模企業、SOHO における NAS システムとしては、これまで Linux をベースにした廉価な製品が多く用いられていましたが、Windows クライアント PC との互換性の問題や、組み込み系のプロセッサを利用しているための性能のボトルネック、また不十分なセキュリティ対策、運用管理の難しさなど IT システムの効率的運用を妨げるさまざまな要素がありました。マイクロソフトとロジテックは ストレージ管理の効率化と高速なデータアクセスを実現するネットワークストレージソリューションであるWSS 2003 R2を採用した NAS ソリューションを提供することで、中小規模企業、SOHO におけるITシステムの効率的な運用を支援していきます。
さらに、ロジテックではNAS製品ラインナップを見直し、Linuxベースの製品の販売を終了し、今後全てのNAS製品にWSS 2003 R2を採用していきます。WSS 2003 R2を採用することで、ユーザーは使い慣れた Windows Server の管理ツール、ノウハウをそのまま利用でき、短時間で NASシステムを導入することができます。またActive Directory を利用したセキュリティ管理など、強固なセキュリティを実現、また高速なプロセッサの採用によるファイル読書き速度の大幅な向上など、急激に変化するビジネス環境に柔軟に対応することが可能になります。今回発売する「竹(LSV-5Sシリーズ)」ではこれらWSS 2003 R2の機能を活かしながら低価格を実現し、中小規模企業、SOHOのビジネスを支援します。
マイクロソフトは、より効率的で使いやすい情報システム構築を全面的に支援し、急成長しているローエンド NAS (LAN disk)市場でのシェアを2010年までに倍増する計画です。
LSV-5Sシリーズ
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LSV-5Sシリーズ(前面扉開放時)
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■製品名 |
ソフトウェアRAID5システム搭載 Cube型NAS |
■シリーズ名 |
LSV-5Sシリーズ |
製品型番 |
標準価格 |
JANコード |
LSV-5S4000/4C |
\428,000(税別) |
4992072010123 |
LSV-5S3000/4C |
\298,000(税別) |
4992072010116 |
LSV-5S2000/4C |
\198,000(税別) |
4992072010093 |
LSV-5S1000/4C |
\158,000(税別) |
4992072010109 |
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