QA早分かり!NAS導入ポイント!

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NAS導入の用途グラフ

QNAS導入にはどういった用途が挙げられますか?
A「ファイルサーバ」と
「サーバのバックアップ」がほとんどです。
アンケートではファイルサーバ用途が約60%、サーバのバックアップ用途が約30%という結果が出ています。同様の悩みをお持ちなら、弊社のNASをご利用いただくことで課題を解決できると言えると思います。
ファイルサーバ用途で導入をお考えの方へ
サーバのバックアップ用途で導入をお考えの方へ

企業A様ファイルサーバ用途で導入された、企業A様の場合

Qファイルサーバとして利用する場合、 例えばどんなケースが想定されるのでしょうか。
Aメインフレームで保存しきれないデータに対応するため、 部署ごとにファイルサーバを導入するケースです。
ある企業Aでは、50ユーザ未満の部署3つと50ユーザ以上の部署1つを抱えていました。部署ごとに利用しているローカルファイルの容量が膨大なため、メインフレームのファイルサーバに保存することを検討していました。しかしコストがかかりすぎるので、エレコムのNASを部署ごとに導入しファイルサーバとして利用することになったのです。 実は企業Aでは、各部署で独自に導入していたLinuxのNASが稼働していたのですが、セキュリティ管理に不安があり「WindowsStorageServer搭載でActiveDirectoryと完全連携して簡単にセキュリティ管理が行える」こともエレコムのNAS導入に至りました。またドライブ暗号化が盗難時のデータ漏洩防止対策になるので、顧客情報を安心して保存できるのも導入決定を後押ししました。

50ユーザ未満の部署と50ユーザ以上の部署

Q具体的にどのような製品を導入すればいいのかという目安はどこにあるのでしょうか。
A容量を踏まえたアクセスユーザ数が目安となります。
導入部署ごとにアクセスユーザ数が50ユーザ未満の場合はNSB-75S4DW6シリーズがお勧めです。アクセスユーザ数が50ユーザ以上、もしくは将来50ユーザ以上になる場合はNSB-75S4DS6シリーズを導入するのがお勧めです。 容量的にはどんなデータを共有するかにより選択が異なりますが、企業Aでは、今まで利用していたNASの容量の1ランク上のモデルでの導入となりました。
QNASを利用するにあたって、同時に導入した方がいいものはありますか。
A「UPS」と「バックアップユニット」、「ウイルスセキュリティソフト」です。NASを安定して利用するために必要です。
工場やビルの電力品質は思ったより不安定なので、24時間稼働をベースに設計されているNASでも停電や電力トラブルを想定して、安定した電力供給を担保するためのUPSの導入が必要です。またNASをファイルサーバとして利用する場合、万が一に備えてデータのバックアップ体制や、ウイルスへの対策も必要となります。
UPS OMRON BY50S
エレコムNASは低消費電力なので、500VAのUPSでも充分に保護可能です。
ウイルスセキュリティソフト
Trend Micro ウイルスバスターCorporateEdition
どんな経路で侵入してくるかわからないウイルスへの脅威はウイルスチェックソフトで万全の対策を。
バックアップユニット
エレコム「ELD-RENUシリーズ」
24時間稼動するNAS特有の条件に最適なWD製 REDを搭載したバックアップユニットを導入。
結果として
結果として企業A様の構成は以下のようになりました
名称 型番 数量
NAS本体 NAS本体 NSB-75S4T4DS6 1台
NAS本体 NAS本体 NSB-75S4T4DW6 2台
バックアップデバイス ELD-REN030UBK 1台
バックアップデバイス ELD-REN020UBK 2台
ウイルスセキュリティソフト ウイルスバスター
CorporateEdition
3本
UPS OMRON BY50S
(UPS管理ソフト同梱)
3台
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サーバのバックアップ用途で導入された、企業B様の場合

Qサーバのバックアップとして導入するのは、どういったケースが考えられるのでしょうか。
Aサーバ増設に伴うケースです。テープドライブからの置き換えという例が挙げられます。
ある企業Bでは、これまでテープドライブを使用していましたが、「容量上限が低い」、「シーケンシャルアクセスのためリストア/バックアップに時間がかかる」、「テープユニット自体のコストが高い」というテープドライブのデメリットを見直し、新たなバックアップユニットの検討を行いました。コストを抑えてバックアップを実現するために、GigabitEtherで接続可能なNASの導入が増えています。
Q具体的にはどういった使用環境で導入にいたったのでしょうか。
Aラックマントにはラックマウント型を、タワー型にはキューブ型のNASを導入しました。
企業Bのサーバ環境は、新設したラックマウント3台、既存のタワー型のサーバが2台という使用環境でした。ラックマウントはWindowsベースの機能サーバなので容量はそれほど必要ではなく、2TBモデルのLSV-5S4RWシリーズを選択。タワー型のサーバは2台ですが、Linuxベースでファイルサーバにも利用していたのでLSV-5S4CWの4TBモデルを選択しました。
また、ロジテックのNASは指定した時間のみ起動できる「スケジュールシャットダウン機能」をオリジナルで搭載しているので、バックアップ時以外の余分な消費電力もカットできます。

ラックマントにはラックマウント型を、タワー型にはキューブ型のNAS

Qサーバのバックアップに追加で導入したものはありますか。
A「UPS管理ソフト」と「バックアップソフト」、「ウイルスセキュリティソフト」です。
ラックマウント、タワー型共にUPSはネットワーク接続型が既に設置されており、容量も十分だったので共用し、管理ソフトのみ導入しました。バックアップに関しては、ラックマウントサーバはWindowsサーバでしたので、Windowsサーバ標準のバックアップツールでバックアップ環境を構築しました。既存のファイルサーバはLinuxシステムのため新たにバックアップソフトを導入しました。

UPS管理ソフトバックアップソフト

結果として
結果として企業A様の構成は以下のようになりました
名称 型番 数量
NAS本体 NAS本体 LSV-5S2T/4RW 1台
NAS本体 NAS本体 LSV-5S4T/4CW 1台
UPS管理ソフト APC PowerChute(Network) 2本
バックアップソフト SymantecBackkupEXEC 1本
ウイルスセキュリティソフト ウイルスバスター
CorporateEdition
2本
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