3. 無線LANの設定をする

本製品の無線LAN機能を設定します。

無線LANの詳細設定

無線LANの高度なオプション機能を設定できます。これらの設定には無線LANに関する十分な知識が必要です。

[ホーム]で[詳細設定(上級者向け)]を選択し、左のメニューリストから[無線LAN設定]→[詳細設定(上級者向け)]を選択します。

※ファームウェアのバージョンによっては、「ブロードキャストSSID」を「ブロードキャストESSID」と表記している場合があります。

設定を変更した場合
設定を変更した場合は、必ず[適用]をクリックして設定を保存してください。引き続き他の項目の設定を続ける場合は[戻る]を、変更した内容をすぐに有効にする場合は[更新!]をクリックし、画面のメッセージに従ってください。

●詳細設定
各項目の数値に指定可能な範囲がある場合は、数値の右側にカッコで表示しています。

フラグメントしきい値 フラグメントしきい値を設定します。パケットが設定サイズを超えた場合に分割して送信します。(初期値:2346)
RTSしきい値 本製品がRTS(送信要求)信号を送信するパケットサイズを設定します。(初期値:2347)
ビーコン間隔 本製品が送信するビーコンフレームの送信間隔を設定します。(初期値:100)
DTIMピリオド値 ビーコン間隔に対して、どの程度の割合でDTIMを送信するかを設定します。例えば、ビーコン間隔が「100ms」でDTIMを「3」に設定した場合は、300ms間隔でDTIMが含まれるビーコンを送信することになります。(初期値:3)
データレート 11g/11b規格の通信における伝送速度を設定します。「Auto」に設定しておくと、通信環境にあわせて自動的に最適な速度で通信します。(初期値:Auto)
Nデータレート 11n規格の通信における伝送速度を設定します。「Auto」に設定しておくと、通信環境にあわせて自動的に最適な速度で通信します。(初期値:Auto)
チャンネル幅 11n規格でのチャンネル幅を設定します。11n対応の無線子機と接続する場合、「Auto 20/40 MHz」に設定することで伝送速度を速くすることができます。ただし、他の無線LANとの干渉などによっては、伝送速度が変わらない場合もあります。
プリアンブルタイプ 無線通信の同期をとるプリアンブル信号の種類(長さ)を選択します。ショートプリアンブルのほうが伝送速度を速くすることができます。ただし、古いタイプの無線子機を使用する場合などは、互換性を確保するために「ロングプリアンブル」を選択します。(初期値:ショートプリアンブル)
ブロードキャストSSID※ 「有効」の場合は、無線子機側の設定ユーティリティなどから本製品に設定したSSIDを確認することができます。「無効」にした場合は、無線子機側の設定ユーティリティなどで、本製品のSSIDを表示できなくなります。
不正アクセスを防ぐためや、SSIDを第三者に見せたくない場合などに「無効」にします。(初期値:有効)
※ファームウェアのバージョンによっては、「ブロードキャストSSID」を「ブロードキャストESSID」と表記している場合があります。
CTSプロテクト 11gと11bを併用する場合に11bの帯域を確保するかを設定します。(初期値:なし)
自動:状況に応じて帯域を確保します。
常時:常に11bの帯域を確保します。
なし:11bのために十分な帯域を確保しません。
送信パワー 電波の出力強度を調整できます。電波が遠くまで飛びすぎる場合に、環境にあわせて強度を設定します。(初期値:100%)
ターボモード 電波強度を高めます。(初期値:有効)
WMM WMM(Wi-Fi Multimedia)により安定したストリーミング通信をするための帯域を優先的に確保するかを設定します。(初期値:無効)
   

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