7. ファイアウォール機能を設定する

ネットワーク環境を安全で快適に使用できるように、各種ファイアウォールを設定できます。

DMZの設定

通常、NAT変換を利用するルータでは、WAN(インターネット)側からLAN上のパソコンにアクセスすることはできません。DMZ機能を使用すると、指定したコンピュータにWAN側からアクセスできるようになります。これにより、LAN上からは通常使用できない双方向通信を利用したサービスを利用できます。

[ホーム]で[詳細設定(上級者向け)]を選択し、左のメニューリストから[ファイアウォール]→[DMZ]を選択します。

設定を変更した場合
設定を変更した場合は、必ず[適用]をクリックして設定を保存してください。引き続き他の項目の設定を続ける場合は[戻る]を、変更した内容をすぐに有効にする場合は[更新!]をクリックし、画面のメッセージに従ってください。

●DMZを有効にする
DMZを使用する場合はチェックします。(初期値:オフ)

●DMZテーブル
DMZを登録したクライアントのリストが表示されます。

●各ボタンの機能

追加 DMZを利用するコンピュータを登録します。
リセット 入力中の内容をクリアします。
消去 [選択]をチェックした番号の内容を削除します。このボタンをクリックすると確認の画面が表示されますので、[OK]をクリックします。
全てを削除 リストの内容をすべて消去します。このボタンをクリックすると確認の画面が表示されますので、[OK]をクリックします。
リセット(DMZテーブル) [選択]のチェックをすべてクリアします。

DMZの設定方法

  • @[DMZを有効にする]をチェックします。
  • A[公開IPアドレス]で接続方法を選択します。[通常接続(DHCP)]の場合は、WANポートを選択します。[固定IP]の場合は、WAN側のIPアドレスを入力します。IPアドレスは「.」で区切る必要があります。
    例 192.168.2.201
  • B[コンピューター名]のプルダウンメニューで、インターネットから接続するLAN上のコンピュータ名を選択し、[<<]をクリックします。[クライアントPC IPアドレス]に自動的にIPアドレスが入力されます。
    また、[クライアントPC IPアドレス]に、コンピュータの(ローカル)IPアドレスを直接入力することもできます。その場合「.」で区切る必要があります。
    例 192.168.2.201
  • C[追加]をクリックします。DMZテーブルにクライアントが追加されます。
  • D登録するクライアントが複数ある場合は、A〜Cを繰り返します。
  • ※[適用]をクリックして保存操作をしたのちに、設定が反映されます。
   

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